2020.11.24
知っておくべき3つの屋根メンテナンス方法
皆さまこんにちは、岐阜県岐阜市・各務原市・山県市・本巣市の屋根リフォーム&雨漏り専門店の日本いぶし瓦です。
屋根のトラブルは、雨漏りしてからようやく気が付く方がほとんど。しかし、本当はそうなる前に屋根を気にかけて欲しいのです。そこで今日から少しずつ、皆さんに屋根を見上げて頂くために屋根についてのコラムを書いて参りたいと思います!
今日のテーマは、
知っておくべき3つの屋根メンテナンスの種類
です。
【 目次 】 1. 知っておくべき3つのメンテナンスの種類 2. 安価でお手軽なメンテナンス方法 屋根塗装/塗り替え 3. 金属屋根で包み込んで、新築同様の仕上がりに 屋根カバー工法 4. 下地からしっかり直す 屋根の葺き替え |
1. 知っておくべき3つの屋根メンテナンスの種類
晴れた日の容赦のない紫外線をはじめ、屋根は雨・強風・砂やほこりなど、春夏秋冬様々なダメージが蓄積されています。屋根材のズレや割れが起こったとき、そのまま放っておくと雨漏りの原因になってしまいます。
そこで屋根のリフォームやメンテナンスが必要となりますが、その方法は主に屋根葺き替え工事・屋根カバー工法工事・屋根塗装工事の3種類があります。
今日はそれぞれの工法の特徴と工事選びのポイントを知っていただき、皆様おひとりおひとりに合ったリフォーム・メンテナンス方法を見つけることにお役立ていただければと思います。
メンテナンス方法 | 内 容 |
屋根塗装 | 屋根塗装は、屋根を塗装することによって行うメンテナンス方法です。長期的に必要なメンテナンス回数が多くなってしまいますが、1回あたりの工事費用が安価なのが特徴です。 |
カバー工法 | カバー工法は既存の屋根材の上に新しく屋根材をかぶせるメンテナンスです。工期が短く、廃材が出ないため、葺き替えに比べ工事費用が安く抑えられる特徴があります。 |
葺き替え | 葺き替えとは、既存の瓦や金属板などを撤去して、新しい屋根材で葺き替えるメンテナンス方法です。下地から補修・点検ができるため、屋根の寿命を大きく伸ばすことができます。 |
2. 安価でお手軽なメンテナンス方法 屋根塗装/塗り替え
屋根塗装は、塗膜によって屋根材へのダメージを軽減させるメンテナンス方法です。屋根カバー工法・屋根葺き替えに比べ費用が安く、工期も短いという特徴があります。また、塗料はカラーバリエーションが豊富なため、さまざまな印象を楽しめるのも魅力です。屋根の劣化状況が軽度であれば、補修して塗装することもでき、お家のイメージチェンジが可能となります。
しかし、損傷がひどい場合は屋根カバー工法・屋根葺き替えが必要となります。また、基本的に粘土瓦の場合塗装はしません。
メリット | デメリット |
・1回の工事費用を低予算で抑えられる ・工事期間が短い ・塗り替えのたびに色替えが楽しめる |
・時間の経過とともに色あせする ・定期的なメンテナンスが必要 (放置しておくと屋根が損傷し、雨漏りすることも) ・定期的に塗り替えるので、そのたびに費用がかかる |
■ 屋根塗装工事はこんな方におすすめ
・スレート(カラーベスト、コロニアル)屋根
・トタン屋根
・セメント瓦の屋根
・カラーバリエーションを楽しみたい方
・短期的に費用を抑えたい方
・施工工期を短くしたい方
3. 金属屋根で包み込んで、新築同様の仕上がりに 屋根カバー・重ね葺き工法
屋根カバーエ法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を乗せ、古い屋根ごとを新しい屋根材で覆う工法です。主に、既存屋根がスレート屋根やトタン屋根で用いられるメンテナンス方法で、既存の屋根材をそのまま残すため屋根材撤去の費用がかからず、工事期間も短縮されるという特徴があります。廃材が出ないので環境に優しい工法でもあります。
さらに屋根のメンテナンスを1回きりのメンテナンスとして考えるのではなく、将来にわたって発生する費用(ライフサイクルコスト)の観点からも屋根カバー工法はお得です。
リフォーム・メンテナンスは、屋根の劣化状況とこれからのライフプランに合わせて選ぶことをおすすめしています。まずはメンテナンスの種類と予算帯を知っておきましょう。それぞれのメンテナンス方法の特徴を知ることで、皆様に合った方法を見つけることができます。
耐久年数30年のライフサイクルで比較すると、屋根カバー工法は塗装に比べて初期費用は高くても耐久性が高いため、その後の維持費用は安く済みます。
※メンテナンス及び金額についてはモデルケースを目安に算出したものになります。
屋根カバー工法の施工事例はこちらから
■ 屋根カバー工法工事はこんな方におすすめ
・スレート(カラーベスト、コロニアル)屋根
・トタン屋根
・お手頃価格で新築同様の仕上がりにしたい方
・長期的に費用を抑えたい方
・施工工期を短くしたい方
4. 下地からしっかり直す 屋根の葺き替え
葺き替えとは、既存の瓦や金属屋根材などを撤去して新しい屋根材を葺く工法です。スレートやトタンの屋根は、下地の劣化が軽度であればカバー工法(重ね葺き)工事を採用することができます。しかし、下地が傷んでしまっている場合は、下地から作り直して葺き替える必要があります。
また近年では、地震の被害を伝えるニュースなどによって瓦の重量から耐震性に不安を覚え、軽量化のために葺き替えをご検討いただく機会も増えています。葺き替え工事には従来工法と新工法があり、従来工法である土葺きで施工されている場合には、特に大きく軽量化を図ることができます。
■屋根葺き替え工事はこんな方におすすめ
・屋根の下地が傷んでしまっている
・屋根材自体が酷く劣化している
・瓦屋根で、平成12年以前に建てたお家にお住まいの方
・瓦屋根の重さが気になる
いかがでしたでしょうか?
メンテナンス方法に迷われたら、お気軽に日本いぶし瓦へご相談下さいね♪
【住所】
本社:岐阜県岐阜市石谷1205−1(営業時間8:00~18:00)
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