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屋根の棟とは?役割や劣化症状をご紹介します! | 屋根のあれこれ

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屋根の棟とは?役割や劣化症状をご紹介します!

 

 

皆様こんにちは!
岐阜の屋根を守り続けて100年以上
岐阜市・本巣市・山県市地域密着の屋根リフォーム・防災・雨漏り専門店 日本いぶし瓦です。

屋根の棟とは、屋根の面と面の接合している部分のことです。
棟には重要な役割があり、適切にメンテナンスを行うことで、長く安心して住めます。
今回は、屋根の棟の役割や種類、よく見られる劣化症状をご紹介します。
屋根の点検や補修をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

屋根の棟部分について

屋根の棟は、屋根材を固定したり、雨水の侵入を防いだりする役割があります。
棟の中にも屋根の形状や箇所によって異なる名称が付けられています。
以下に代表的な棟の種類を2つご紹介します。

・大棟(おおむね)
切妻屋根や寄せ棟、入母屋などの最上部にある水平な棟です。

・隅棟(すみむね)
寄棟造等で平屋根と妻屋根とが交わる斜めの棟です。

 

□棟板金と棟瓦の劣化症状について

屋根の棟は、主にスレート屋根・金属屋根の棟部分に使用される棟板金と、瓦屋根の棟部分に使用される棟瓦とに分けられます。
本稿では、棟板金と棟瓦の劣化で多い症状をそれぞれご紹介します。

*棟板金

棟板金は釘を打って固定します。
施工から7年から10年ほどで、釘が抜けることが多いです。
釘が抜けるのは、熱膨張や釘本体の腐食、強風が主な原因として挙げられます。

釘が緩んだり浮いたりした場合は、締め直しで対処することが多いです。
釘の緩みや抜けなどは、セルフチェックが難しいため、屋根点検のタイミングで業者さんにチェックしてもらうと良いでしょう。
釘が抜けて棟板金が飛ばされたり歪んだりした場合は、交換工事が必要です。
台風や突風などで棟板金が損傷した場合は、交換工事の際に火災保険を利用できる可能性がありますので、ぜひチェックしてみてください。

*棟瓦

瓦屋根の頂上にある棟瓦は、以下の複数の瓦によって構成されています。
・のし瓦
・冠瓦
・鬼瓦

棟瓦は、瓦の間にある漆喰の劣化や冠瓦のズレが劣化現象の中で多いです。
のし瓦の間にある漆喰が劣化すると、のし瓦がズレたり、雨水が染み込んだりします。
冠瓦は、半円形の瓦でのし瓦の頂上に蓋をするように設置された瓦です。
冠瓦を固定している銅線が劣化すると、冠瓦がズレ、最悪の場合瓦が落下してしまいます。

棟瓦の劣化は、瓦自体に欠けや割れなどが見られないのであれば、棟の積み直しで対処できます。
棟瓦の補修・修繕工事は15年から20年が目安です。

□まとめ

本記事では、屋根の棟の役割や種類、よく見られる劣化症状をご紹介しました。
本稿が皆さんのお役に立てれば幸いです。
屋根の棟は高く、素人が棟の状態を見るのはリスクを伴います。
そのため、点検や補修は当社のような屋根のプロに頼むのが安心です。
屋根の点検や補修をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。

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