2018.07.02
【施工事例】和瓦屋根の地震・台風対策に7寸丸一本伏せの棟
こんにちは。日本いぶしの屋根リフォームです!
7月になりましたね!あっという間に2018年後半に突入です。この半年を少し振り返ってみましたが、頑張ったなぁと思えたのでよかったです。年明けからずーっと身体のあちこちに不具合が出ているのは厄年のせいにしています…(笑)皆さんはどんな上半期でしたか?また半年後振り返った時に悔いのないよう、一日一日を大切にしたいですね。
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今日は、屋根の重さが気になるということで葺き替え工事をご依頼下さったT様邸をご紹介させて頂きます!
先日の大阪府北部地震では崩れた屋根瓦の映像を何度も目にし、過去の地震の被害同様、一番多く映っていたのは棟の崩壊だと感じました。
(こちらは台風で崩れた隅棟)
旧式の工法では、瓦はほぼ葺き土だけで固定されているようなものでした。年数が経過している棟は土も乾いていることが多く瓦を固定しておく力が弱いため、大きい地震や台風などで崩れる可能性が高いのです。
土葺きには調湿・断熱効果があったり、形が不ぞろいな瓦を均一な並びに整えることができたりと、良いところもたくさんあります。しかし、阪神大震災などの災害を経て強度に不安があるとされ、近年では新たな工法を推奨しています。
今回選ばれたのは7寸丸を使用した一本伏せと呼ばれる工法。
和形の瓦はこのようにのし瓦を積むことがほとんどですが、
平板瓦のように冠瓦のみで棟を作るのが一本伏せです。
一枚約2kg弱ののし瓦を積まない分重量を減らすことができますので、軽さを重視するお客様に多く選ばれています。
強力棟金具を取り付け、その上に棟木を取り付けました。
シルガードを塗り、7寸丸を載せ、ビスで先ほどの木材に固定します。
これが7寸丸の一本葺き!
鬼瓦がないのでかなりすっきりして見えると思います。個人的にはどちらも好きです!笑
BEFORE | AFTER |
T様邸では、屋根工事だけでなく外壁をメインとした塗装工事・雨樋交換工事・波板の張り替えなど行わせて頂き、まるで新築のようになりましたよ!
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一宮市 T様邸 屋根葺き替え・外壁塗装工事
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