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【施工事例】台風による屋根の被害で一番多い箇所は? | 施工事例

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【施工事例】台風による屋根の被害で一番多い箇所は?

こんにちは。日本いぶし瓦です!

まだまだ台風シーズン真っ只中ですが、台風で一番多い屋根の被害が、棟部が飛んでしまうこと
棟とは↓このように屋根の面と面がぶつかっているところです。
20190921_b1.JPG

瓦が取れてしまった、と修理のお問合せを下さったW様。下地の木に水がまわっている様子でした。
20190921_b2.jpg

他の瓦も、棟瓦を留めているはずの釘が浮いています。
20190921_b3.JPG

仕組みはこうです。
 ①釘穴から雨水が侵入
 ②釘を固定している下地の木に雨が染みこむ
 ③木が腐る
 ④釘が効かなくなる・釘が浮いてくる(またさらに雨水が侵入)
 ⑥瓦が固定できなくなる→落下

こうした現象を防ぐため、今は釘の代わりにパッキン付きのビスで瓦を固定します。

20190921_b5.JPG

20190921_b4.JPG

ただ、パッキンも長年雨風にさらされますので劣化します。そのため、最低でも10年に一度は業者へ点検を依頼して下さい

釘からビスに切り替わったのはだいたい15年ほど前くらいだと工事部が記憶しておりますので、釘で施工してあるお家はたくさんあると思います。しかし釘だから必ずしも雨が入るというわけではありません。大丈夫なお家もあります。屋根、難しいです!!!

こうして施工方法もは変化していますが、天候もどんどん変化しています。「100年に一度」が何度も来るような気候です。安心安全な屋根にするためには、こうした変化に柔軟に対応していくことが求められます。日々勉強です。

詳しい工事内容や金額などはこちらからどうぞ
輪之内町 W様邸 棟瓦積み直し工事

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