屋根リフォームといっても、雨漏り修理、漆喰(しっくい)工事、瓦屋根修理、雨樋工事(修理)、雪止め対策などその種類は多種多様。
ここでは日本いぶし瓦が提供する屋根リフォームの種類とチェックポイント、メリット・デメリットをご紹介します。
日本いぶしの屋根工事は、ここが違う!
01.屋根葺き替え工事
既存の屋根を撤去し、新しい屋根に葺き替える工事です。
西暦2000年以前の建物では瓦の下に大量の土を使って葺いているため、葺き替え工事をお勧めします。
屋根劣化チェックポイント
- 西暦2000年以前に施工した瓦屋根の家
- 築年数が経っており、屋根の劣化が激しい
- 雨漏りが発生している
- 屋根の耐震性・耐久性を高めたい
- 下地が劣化している可能性がある
メリット
屋根を新しく軽量化することにより、家の耐震性・耐久性が向上
デメリット
- 費用がかかる
- 概ね1〜2ヶ月の長い工事期間となること
工事期間の目安
瓦葺き
化粧スレート葺き
金属板葺き
アスファルトシングル葺き
約15年
02.屋根カバー工法工事
既存の屋根の上に、防水シート(ルーフィング)と新しい屋根材をかぶせる工事(リフォーム)です。
「屋根リフォームって葺き替えなきゃいけないから、高いんでしょ?」そんなあなたにおすすめしたい、第3の選択肢。
屋根材の下地が劣化している場合や水を多く含むスレートの場合は、この工法に向きません。
屋根の色褪せが目立ってきたタイミングでぜひご相談ください。
屋根カバー工法チェックポイント
- スレート屋根(カラーベスト)の家にお住まいの方
- 何度もメンテナンスするのは面倒だ
- 築年数が経っていて、屋根の劣化が激しい
- 雨漏りが発生している
- 屋根の耐久性を高めたい
- 葺き替えよりもコストを安く抑えたい
- 塗装はできないと他社に言われたことがある
メリット
- 葺き替えに比べて、短い工期
- 既設屋根材の処分費が抑えられる
- ほこりが立ちにくい
- 屋根が二重になるため、断熱性・遮音性が向上する
- アスベストが入った屋根でも工事(リフォーム)可能
- 屋根材の下に防水シートを張るため、雨漏りまで改善
デメリット
- 屋根瓦は不可
- 下地が劣化している場合、カバー工法工事は不可
- 屋根が二重になるため重量が増える
- 太陽光パネルがあると保証が絡むので要確認
03.雨漏り修理
雨漏り箇所にあった最適な修理をする工事です。
下地(木材)が著しく劣化している場合は、
部分的な修理ではなく全体工事となります。
雨漏りチェックポイント
- 瓦が割れている
- 瓦がズレている
- 瓦が落ちている
- 漆喰が剥がれている
- 谷樋が錆びている
- 谷樋に穴が空いている
- 雨樋から雨水が溢れる
- 雨樋が詰まっている
- 雨樋が壊れている
- 軒天に亀裂がある
- 室内天井にシミがある
メリット
劣化症状を食い止めて、建物を長持ちさせる
デメリット
雨漏り工事が上手な業者に依頼しなければ、1つの雨漏れ箇所修理をきっかけに別の雨漏れを発生させる可能性がある
屋根張り替えの目安
04.漆喰工事
瓦の隙間をふさいで雨風の侵入を防ぐ、瓦のズレを抑える、瓦の倒壊を防ぐことを目的とした工事です。
漆喰の剥離が進み、土が流出している場合は漆喰工事だけでは足りません。棟の積み直し工事をおすすめします。
なお、悪徳訪問業者は漆喰工事を営業の切り口にするケースが多いようです。
必要以上に不安をあおって契約を進めますが、そんな時は日本いぶし瓦のような専門業者にご相談ください。
漆喰劣化チェックポイント
- 漆喰が剥がれ、土が見えている
- 穴が空いてしまっている
メリット
比較的費用をかけることなく、屋根の寿命を延ばせる
デメリット
施工方法を間違えると雨漏れが発生するリスクがある
漆喰点検の目安
05.瓦屋根修理
屋根の劣化や不良を部分的に修理する工事です。
劣化が著しく進んでおり、部分的な修理では屋根の性能を維持できない場合は
全体を工事・リフォーム(葺き替えもしくはカバー工法)する必要があります。
メリット
費用を比較的、安価に抑えられること
デメリット
屋根全体に対する保証がないこと
瓦屋根点検の目安
06.雪止め対策
屋根に積もった雪が一度に地面に落ちることを防ぐために、屋根に対策をする工事です。
雪が降る地域で、隣地や生活道路に落雪し他の方へご迷惑をかける可能性のある場合に有効です。
豪雪地帯には向きません。
メリット
- 落雪による事故やトラブルの防止
- 雨樋や付帯物の破損防止
デメリット
- 豪雪地帯では雪止めの設置により、不具合が発生するケースがある
- 条件によっては設置が難しい場合がある(アスファルトシングル屋根・ソーラー設置条件など)
07.雨樋修理
屋根からの雨水を確実に排水するための工事です。
雨水を確実に排水することで、家の劣化や雨漏りから守ることができます。
雨樋劣化チェックポイント
- 雨樋が割れ、ゆがみが発生している
- 雨樋から水があふれ出てくる
- 雨樋がゴミで詰まっている
- 支持金具の外れ