2018.02.02
揖斐郡大野町 I様邸 屋根修理工事・火災保険適用事例
ご要望 | 台風で瓦が落ちてしまったので修理をお願いしたい。(I様より) |
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施工事例データ
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ご提案内容 | 瓦が落下したのは、下地の木が腐食していたことが原因です。なぜ腐食してしまったのか、詳しくは下記でご説明いたします。袖部を釘留めからビス留めにして葺き直す工事と、割れた庇の瓦の差し替えをご提案いたしました。 |
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施工前はこちら |
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お問い合わせを頂きお伺いすると、まず庇の瓦が割れていました。カーポートにも瓦の破片が飛び散っています。 | 上を見上げると、歯抜けになった屋根。3階の袖瓦が落下し、真下の庇に直撃したようです。 | 瓦は割れてしまいましたが、人に当たったら大ケガをしてしまいますので、庇があってよかったです。 |
袖部の瓦が数枚剥がれています。露わになった木材が腐っていました。 なぜこのようになったかと言いますと、木の収縮によって瓦を固定していた釘が浮き、その開いた隙間から雨水が入って、木を腐らせてしまったのです。 |
腐った木では瓦を固定しておくことはできないので、そこへ台風による強風が吹き、瓦が吹き飛ばされてしまったのでしょう。 調査時もかろうじて留まっているだけのような瓦があり、大変危険な状況でした。 |
今はステンレス製のビスが主流ですが、以前は釘で瓦を固定していました。釘はまっすぐ打込みますので抜けやすくもあり、このようなことがあります。 今回のような不具合は築年数が経過しているお家であれば、どなたのお家でも起こりうる話と言えるかもしれません。(I様邸は築約15年です。) |
施工が完了しました |
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腐った木を取り換え、新しい袖瓦をステンレス製のビスで取り付けました。側面から2か所、上面から1か所。ガッチリ固定します。 | 被害がなかったその他の袖部も同様に、ステンレスビスで葺き直しました。 |
冠瓦も釘からビスに換えました。 落ちた瓦が当たって割れた庇も、瓦を差し替え工事完了!これで安心してお過ごし頂けます。 I様、日本いぶしにご依頼頂き、ありがとうございました! |
また、こちらの被害は台風によるものでしたので保険会社の定める風災に該当し、火災保険の補償の対象になりました。I様は工事費用全額を火災保険で賄うことができました。 火災保険を用いた屋根修理 |