2018.01.24
岐阜市 O様邸 屋根瓦葺き替え工事
ご要望 | 台風で瓦がずれてしまったので見に来てほしい。(O様より) |
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施工事例データ
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ご提案内容 | 外れてしまった瓦2枚をもとに戻す修理工事のご提案と、全体的な劣化もみられ、また昔の土葺き工法でしたので、今後長くお住まいになることを考えて葺き替え工事のご提案もさせて頂きました。 O様にご検討して頂いた結果、葺き替え工事となりました。 |
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施工前はこちら |
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和型(J型)・ハイシルバー色の切妻屋根です。台風で飛んでしまった瓦はこの箇所。 | 瓦の下の葺き土が乾いてズレやすくなっており、またビスなどで固定していないため、強風に煽られて外れてしまったと思われます。 | その他の箇所も点検させて頂きました。 棟の鉄筋棒が錆びて茶色く変色しています。瓦にもその色が付着しています。また、歪みもありました。 |
奥と歪んでいる箇所を比べると、写真右側にズレています。 | 棟下の三日月漆喰が剥がれてなくなっており、葺き土がこぼれています。 | 平部に歪みがあります。土葺きの屋根は経年によって瓦がズレてまいります。地震で瓦が落ちる可能性が大きいのは、古い土葺きの屋根です。 |
日本いぶしの屋根リフォームによる 施工中の様子 |
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既存の瓦と葺き土をおろしました。土葺きから引掛け桟葺きにすることによって、屋根の重量は約半分に抑えられると言われています。 | 屋根裏に土や埃などが落ちていますので、全部きれいにします。 | 野地板として、厚さ12mmのベニヤ合板を張ります。 |
ルーフィングを張り、流水テープを取り付けます。棟から軒の方向に流す、厚さ3mmほどの白いテープです。 | 今度は横方向に桟木を打ちます。流水テープは、この桟木とルーフィングの間に少しの隙間を作り、雨水をきちんと流すためのものなんです。 |
施工が完了しました |
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工事前の1枚目のお写真とほぼ同じ位置から撮っています。見比べてみるとかなり雰囲気が変わったと思いませんか?和型(J型)の瓦から平板瓦に葺き替えると、住み慣れたお家のイメージが変わりますよ! | 今度の棟には棟金具が入っており、それによって下地と棟がガッチリ固定されているので崩れる心配がありません。 |
壁とぶつかる流れ壁部の水切も新しくしました。ここは雨水が流れる量が多い箇所。水切板金でしっかりガードします。 | 平部の瓦も釘で固定してあるので、もう台風が来ても大丈夫!安心してお住まい頂けます。 O様、日本いぶしにご依頼頂き誠にありがとうございました! |